ヨガで行う「太陽礼拝」。ヨガの中でも有名な動き

2019年07月07日

今月、「太陽礼拝」を丁寧に行おうとみなさんと取り組んでいます。

「太陽礼拝」「スーリヤ・ナマスカーラ」「サン・サルテーション」を知っていますか?
どれも同じ意味です。
日本語で「太陽礼拝」、サンスクリット語で「スーリヤ・ナマスカーラ」、英語で「サン・サルテーション」

ヨガの本や、DVDなどで見られた方もいると思います。
12のポーズから成るヨガの基本的で代表的な動きです。

山のポーズ(タダーサナ)からスタートします。

やればやるほど、山のポーズ(タダーサナ)ー立つ姿勢ですが、奥の深さを感じます。
山のポーズを行っていて気がついた言葉があります。

『上虚下実』

聞いたことがありますか?
文字通り、
上は虚、下は実。
虚は広がり・無限、実は実態がある・有限であるということだそうです。

私が意識しているのは
丹田を中心に丹田から下はどっしりとする。
丹田から上はリラックス。

リラックスとは言っても、良い姿勢でなければ上手くいかないことに
気が付きます。(これがまた難しい…気になる方は姿勢講座へ💛)

良い姿勢ができないと、肩は痛くなるし、頭は重いし、腰が痛くなるし。
不良姿勢から不調になることはよくあります。
良い姿勢を意識しそれを保つことで、上半身の余分な力みを抜きます。

そして丹田の下、足裏はしっかりと床を捉え、下半身に重みを感じます。
精神的にも安定してきます。
(怒るとき、頭が「かーっとなる。」とか言いますよね。
上にエネルギーが上がってきているというか。)

下半身に力・エネルギーが充実している感じがしますので、
身体がどっしりとゆらぎのない山のように感じます。

まさに山のポーズ

心も穏やかになっています。

この後、手を上にあげて、手を上げた山のポーズ(ウッティタ・ハスターサナ)を行いますが、
手を上げれば、さらに、逆方向に引っ張らなければ体は伸びません。
上ばかり手で引っ張り上げても、肩が上がるだけ。
足はしっかりとさらに地面を押してこそ体が気持ちよく伸びるのです。

まだまだ太陽礼拝のポーズは続きますが
一度、丁寧に動きを見つめ直す時間をとることで、
変に無理することなく、スムーズに呼吸と動きを繋げていけるように思うのです。
(体を変に壊しても嫌ですから。)

生徒さんの声にも
「やっていたつもりでしたが、できていませんでした。」
「私、体幹がないですね。」

気づきも大切ですね。
私も、新たに気が付くことがあります。

今月、「太陽礼拝」、みなさんと頑張ります💪