2018年09月02日
<ぎっくり腰>
やっかいですね。
ぎっくり腰は、急性腰痛症と言います。
突然腰部に疼痛が走る疾患で
関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいいます。
私は、やったことがないですが、生徒さんから、聞かされることが、
ままあります。
「痛くて、固まるんです。起き上がれません。
ようやく、トイレ這って行ったもののどうやって座ればいいの?
っていう感じです。」
なるほど。
とにかく痛いのね。
ボールルームダンスをかれこれ、30年以上やって、
今でも、ひっくり返ったり、高く足を上げたりしますが、
腰は一度も痛めたことがないのです。
(それも、9㎝ヒールを履いてです。)
腰が痛いという人を見ていると、
姿勢が悪い(反り腰など)
筋バランスが悪い
仕事の関係で腰に負荷をかけている(パソコンを使う仕事、重い荷物を運ぶ仕事)
これらが普段から要因となっていて、
きっかけがあって(くしゃみ、重い荷物をを持つ等)、ぎっくり腰になってしまう。
(朝起きたら動かないというのいも聞きましたが)
病気ではない場合、
日常の動作でなったとしたら、腰部を支える機能が低下しているケースがほとんどとのこと。
ぎっくり腰を代表とする腰痛。
実は、安静にするのはあまり良くないということを知っていますか。
yomiDr.によると、「動かして治す」が常識とのこと。
動かしながら治し、予防するのが世界標準の考え方とあります。
「ぎっくり腰をやったのですが。」とおっしゃって、入会される方がいます。
私は、ヨガは腰痛予防には最適だと思っています。
また、自分で治すという意味では、これまた、最適だと思います。
筋力をつけ、バランスを整え、柔軟も行う。
それも、特に激しいわけではありません。
できれば、当スタジオでやったことを常日頃からやっていただけると、
さらに予防につながると思います。
私は、皆さんが健康に元気に毎日を送れることをサポートできたらと思っているので、
腰を守れるようなバランスの良い筋肉をつけられるようにと、ヨガを行っています。
ただ、一筋縄ではいかないのが痛みの世界。
今年は、???のことがありました。
と言うのも、
姿勢は良い
運動をしている
体重も軽い
もともと、原因がわからないことが多いのが、「ぎっくり腰」ですが、
前述したように腰が悪い人をみますと、姿勢が悪かったり、
仕事の内容によって腰に負担がかかっているケースをよく見るので、
どうして、この人が???
私は、環境ストレスを疑っています。
ストレスも血流を悪くしたりするからです。
今年の暑さの異常を考えたとき、環境ストレスも要因の一つになるのかと。
どのような理由であろうと、ある程度痛みが落ち着いたら、
動くことをおすすめします。
恐ろしいのは、安静にしすぎて、筋力が衰えること。
筋力が減ったら何で体を支えるのでしょう。
そちらの方が怖いです。
また、ぶり返したら、どうしようと恐れを抱く方もいるかと思いますが、
痛みが怖いから安静にして体を動かさないと、腰の部分でも痛みの物質がでるとあります(yumiDr.)。
悪循環に陥るということですね。
当スタジオには経験者がたくさんいらしているので(笑)、
安心して来ていただいていいですよ。