2019年03月05日
三寒四温とは言ったもので、春の季節が感じられてきました。
気温は寒かったり暖かかったりで、体もなかなか変化についていくのが大変ですね。
アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)の話を前回書きましたが、
花粉症で納得のいく話があります。
季節によって、「ドーシャ」というものが変わると言われています。
『五大元素』(空・風・火・水・地)をもとにした3つのドーシャと呼ばれる生命エネルギーがあります。
春はそのうちの1つ「カファ」が春になり、増えると考えられています。
この「カファ」は、体の臓器形成、維持や体の潤滑液、体液などを司っています。
鼻水やくしゃみがでるのは、この「カファ」が乱れていると考えられているのです。
アーユルヴェーダの予防医学の食事法では、苦いものを食べると良いと言われます。
確かに春には、苦い野菜や渋い野菜がとれます。
木の芽、たけのこ、タラの芽、春菊。
これらは、「カファ」を減らすと言われています。
消化の良い食事と軽い運動もお勧めです。
これで、花粉症等のアレルギー疾患が少しでも軽くなればラッキーですね。
私はヨガを本格的にやり始めてから、毎年病院に通っていた花粉症の症状が
ほとんどでなくなりました。
「目がかゆいかな~。」
「鼻がむずむずするかな~。」
とは、感じますが。
アーユルヴェーダを知ってから、なるほどなと思うことが増えました。
また、年齢とともに体質も変わっていくでしょうが、うまくつきあっていきたいと思っています。