2017年01月16日
ヨガのレッスンの時、はじめに呼吸法(プラーナヤーマ)を行います。
呼吸を意識してすることで、良い効果と自分の感情をコントロールする事が
出来るようになります。
呼吸には、腹式呼吸と胸式呼吸があります。
大雑把にいうと、
複式呼吸は、お腹がペコペコ動く。
胸式呼吸は、お腹がそれほど動かない。
呼吸を深くすること、腹式であれ胸式であれ、体の中の筋肉を大きく
使うことになり、鍛えることになります。
そして、持久力アップにつながり、疲れにくい体になります。
特に腹式呼吸は
副交感神経が優位になる。(リラックスする。)
代謝がアップする。
お腹周りをたくさん動かすため、内臓もよく動き便秘解消や
ボディメイクにつながる。
呼吸は、体のなかで気圧の変化をおこしてなされています。
そのため、横隔膜の使い方がとても大切になります。
私は、呼吸法は最初から意識するのが上手な方だったと思います。
ダンスをしていることもあり、体の細かい部分を分割して見る
訓練をしていたからだと思います。
ある時生徒さんから、
「先生、お腹を膨らますように吸っても、へこんじゃうんです。」
と言われて、
「えっ???。」
吸うと横隔膜は下がり、下は骨盤と骨盤底筋でおさえられているから、
内臓が前にしか出てこないんじゃないか…お腹が膨らむ以外…。
(ん~ 。)
でも、これが一人だけではなかったのです。
よくよく聞くと、
「私もです。よかった私だけじゃなくて。」
そうなんだ。
生徒さんと話しているうちに気付いたのです。
実は慣れていないと、複式呼吸に誘導しても、
どうやら肺の上の部分?ばかり使ってしまうようで、胸ばかり上にあがって、お腹が膨らむように深く吸うことがわからないのだということを…
(出来ないわけではありません)。
胸が膨らんで、お腹がへこむ。
そうか、結局は胸式、それも、私の感覚だと肋骨の下の方まで
膨らませているのではなくて、上だけ頑張って使っている。
丹田(第二チャクラ)に手をおいて誘導していきますが、
意外な盲点があったんです。
生徒さんありがとう。
気づきをくれました。
言ってくれなければ、ずっーと気づけなかった。
最初は上手く出来なくても、みんな深く呼吸できるようになっていくのを
みてきているので、大丈夫です。
安心してください。
腹式呼吸の効能はいいましたが、身体がとても楽になりますよ。
心と呼吸のつながりの話は、呼吸第二弾で♥