冬の準備到来!体を守る一番の習慣は「温めること」

2025年11月15日

東洋医学ではもう冬。
今日からできる「食事と日常の温め習慣」

11月中旬。
朝晩の冷え込みが一段と強まり、体が追いつかない…そんな人が一気に増えてきます。

東洋医学では、立冬(11月7日頃)から季節はもう“冬”。
この時期は、体の深部が冷えやすく、
足先の冷え・腰の重さ・朝のだるさ・むくみ・肌の乾燥
が出やすくなります。

でも大丈夫。

冬の不調の多くは、<毎日の「温める習慣」>でしっかり予防できます。
「すぐできて効果が高いことだけ」まとめました。

1.食事で体を“中から”温める

腎を守る「黒い食材」

冬は体の“エネルギータンク”である腎が冷えやすくなるため、
黒い食材を取り入れると体が温まりやすくなります。
・黒ごま
・黒豆
・ひじき
・きくらげ
・黒米

白米に黒米をひとつまみ混ぜるだけでもOK。

私は、ひじきの煮物を積極的にとっています。

体を温める「温活食材」

冷え対策の王道です。
・生姜
・ねぎ
・にんにく
・シナモン
・味噌
・根菜(ごぼう・大根・にんじん)

特に
「生姜を入れた豚汁」

これは即効性が高く、本当に体が温まります。

冷たい飲み物を控える

冬の冷えは、“飲み物の温度”だけで大きく変わります。
・白湯
・温かいお茶
・常温の水

冷たい飲み物は、体の中心に冷気を直接流し込むようなもの。
これを避けるだけで足先の冷え方が全然違います。

私はとにかく、白湯を飲みます。

1日1杯の“温かい汁物”

体を手っ取り早く温めるのは、汁物です。
私は、1日1杯ではなく、種類を変えて、1日2杯はスープを飲みます。
お腹にもやさしいです。

・味噌汁
・具だくさんスープ
・和風出汁のスープ

「胃腸が温まる=全身が温まる」ので、
むくみやだるさがスッと引きます。

2.日常生活で“温める動作”をつくる

腰・お腹・足首を冷やさない

冬の冷えは腰・お腹・足首から始まります。
・レッグウォーマー
・薄手の腹巻き
・腰にホッカイロ

この3つを守るだけで巡りが全然違います。

湯船につかる

シャワーだけでは体の表面しか温まりません。
湯船につかると、体の深部がゆるみ、眠りの質も上がります。

  • 温度:38〜40℃(38℃は少し寒いかな)
    時間:10〜15分

“腰と足”がしっかり温まるのがポイント。

朝起きたら白湯を一杯

内臓が温まり、
お通じ
朝のだるさ
が改善します。

これは、夏でも行っていました。

簡単ですが、一番習慣化しやすい「冬の養生」

3.今が“冬本番”に備える最後のタイミング

11月中旬は、冬の冷えが本格化する前の“準備期間”。
今ここで温め習慣を作っておくと、
冬の不調は驚くほど少なくなります。

・温かい食事
・白湯
・汁物
・湯船
・腰・お腹・足首を守る

どれも簡単で、すぐできて、確実に効果が出ます。

温めることは、自分を大切にする習慣。
今日から始めれば、体は確実に応えてくれます。