2025年12月06日
12月に入ると、体調を崩す人が一気に増えます。
今年は、インフルエンザがすでに流行していますね。
理由は一つではないと思いますが、もっとも考えられるのは、
“寒さで自律神経が乱れるから” です。
なぜ寒いと自律神経が乱れるのか
冬の不調は、ほとんどがこれにつながります。
① 体温を上げようとして交感神経が過剰に働く
寒いと身体は必死に熱を作ろうとするため、交感神経(緊張)が優位になりやすいです。
そうすると、肩こり・疲れやすさ・イライラが起こりやすくなります。

② 血管が縮んで全身の血流が落ちる
筋肉が固まり、呼吸も浅くなります。
この状態は、副交感神経(リラックス)が働きにくいです。
③ 呼吸が浅くなり、胸が閉じてしまう
肩をすくめる姿勢が増え、胸郭が動かない。
呼吸が浅い=自律神経が乱れる、これはセットですね。
寒さは仕方ない。でも“整えるのは自分でできる”
寒いから自律神経が乱れるのは事実。
でも、 それを整えるのは難しくない。
特に朝は、
・交感神経の切り替え
・血流アップ
・呼吸の改善
これを行うと、乱れにくくなります。
だからこそ、朝の3分ヨガが最強に効きます。
【朝3分】自律神経を整えるヨガルーティン
① 背骨をゆっくり丸めて伸ばす
四つん這いでキャット&カウ。
背骨が動くと、自律神経が一気に整います。
ゆっくり、大きく。

② 胸をひらくストレッチ
両手を背中で組むだけ。
寒い冬ほど胸が閉じて呼吸が浅くなります。
胸を開く → 酸素が入りやすくなる → 自律神経が落ち着く。
③ 体側(わき腹)を伸ばす
呼吸の主導筋は横隔膜。
その横隔膜がしっかり働くために、
脇腹を含む“胸郭まわりの筋肉”をゆるめておくことが大事です。
ここが固いと呼吸は深まらない。
左右にゆっくり伸ばすだけで、呼吸が軽くなります。

④ 深呼吸
体を動かしたあとに深呼吸。
ポイントは
吸うより「吐く」を長くすること。
吐くほどに副交感神経が働き、体の緊張がほぐれていきます。
朝の3分が、1日の“強さ”を決める
冬はどうしても、
・気力が落ちる
・疲れが抜けない
・免疫が下がりやすい
この原因は、
自律神経が乱れていることが考えられます。
だからこそ、
完璧じゃなくていい。
毎日じゃなくていい。
思い出したときに3分だけ動く。
免疫をアップして、冬の不調を元気に乗り越えていきましょう!
