2018年08月25日
ようやく涼しくなってきたと思ったら、
また暑さがぶり返してきました。
せっかく、体が楽になってきたところで、またの暑さ。
しんどいですよね。
「なんとなく体調が優れないな。」
「パッとしないな。」
と、感じるときありませんか?
「自律神経、調子悪いの。」
何をもってそう思うのか。
「どこが調子悪いの?」
と、聞くと、
・動悸
・頭痛
・めまい
・手足の先が冷える
・汗がとにかく出る
・腰が痛い
・眠れない etc.
自分にこれらの症状がたくさんあるから、自律神経?
よく言われる自律神経失調症?(病名ではありません)
と、思うわけですよね。
では、なぜ自律神経が乱れたり、バランスを崩したりするのか。
そもそも、
自律神経は自分の意志に関係なく、
刺激や情報に反応して、
身体の機能をコントロールしている神経のことです。
ホルモンによる調節機能である内分泌と強調しながら、
体内をつねに同じ状態に保ち続けようとがんばっています。
なので、例えば、前の日に塩分を多い食事を取ると、次の日むくみます。
体の塩分濃度を同じにしたいので、体の水を出さないようにして、普段の濃度にしようと、
がんばってやってくれているのです。
寒さ暑さも、同じことです。
寒ければ、震えたりして温かくしようとし、暑ければ、冷やそうと汗をかきます。
これがうまくいかない。うまく働かない。
では、なぜうまく調節できなくなるのか。
・過度のストレス
・更年期障害(ホルモンの変化)
・環境要因
これらが原因で脳の奥にある視床下部(自律神経の中枢)が、
バランスをとれなくなるのです。
例えば更年期だと、
視床下部が「女性ホルモン出して。」
卵巣「しーん。」
視床下部 「さぼらないで出してよ!」
卵巣 「…無言。」
これで視床下部が「???。」
でおかしくなってしまうのです。
環境のストレスもあります。
暑い(-_-;)
視床下部 「冷やさなきゃ。」
冷房のかかった電車に乗る。
視床下部 「温めなきゃ。」
また電車降りると暑い。
視床下部 「あれ、また冷やさなきゃ~…。」
視床下部も正直つらいですよね。
これの繰り返しで視床下部が「???」になって、自律神経が乱れるのです。
ヨガはそもそもこういう乱れにむいています。
例えば「むくみ」
むくみはリンパの流れですので、自分の意志ではどうにもなりません。
リンパは自律神経の担当になります。
ヨガのポーズのなかで、
ウパリタカラーニというポーズがあります。
重力を最大のポンプとして、足のむくみをとるポーズです。
このように自分でコントロールできなくても、
アプローチできるのではないかと、
また、実際できることがあるのが、ヨガの世界なのです。