息を止めている、呼吸が浅い😞…胸を広く開放し、呼吸を楽に深く!

2018年10月13日

今週のテーマは「胸を開く」です。

人は落ち込んでいたり、悩んでいたり、不安だったり、恐怖を感じていると、体を丸くする姿勢をとります。
自分を守る姿勢ですね。

心が落ち込んでいるから、姿勢が丸いのか。
それとも、姿勢が丸いから、心が落ち込みやすくなっているのか。

体と心は密接に関わりあっています。

胸を大きく広げることは、たくさんの酸素を取り込みやすくなります。
呼吸は、横隔膜や肋間筋を動かし、肺に酸素を取り込み二酸化炭素を排出します。
この筋肉群がしっかり動かせなかったり、使いこなせなかったら、常に浅い呼吸になってしまいます。

ゆっくり呼吸をすることも、深く呼吸することも、血中の酸素濃度が上がりますので、
脳や身体の働きも活発になります。

腹式呼吸は副交感神経と言われ、胸式呼吸は交感神経と言われています。
大笑いすれば、お腹が痛くなり、
緊張したり驚くと、息を止めます。

この関係ですね。

呼吸は、私たちが眠っているときでも、自然にしてくれます。
一方で自分の意志で、コントロールも出来ます。

面白いですよね。
他の臓器には見られません。
(自分の意志で肝臓が自在に操れたら驚きます。)

唯一、呼吸だけが、無意識でも、意識的にも出来ることなのです。
呼吸をコントロールすることは、交感神経と副交感神経どちらも意識的に関わることが出来るのです。
すごいですよね。

はじめておこなう方にはピンとこないこともあると思いますが、
呼吸に意識をむけ、お腹を動かしたり、肺を大きく使ったりするのは、
肺活量にも関係してきます。

肺活量が多いと、
・基礎代謝が上がる
・運動しても疲れにくくなる
・呼吸疾患のリスクが減る
と言われています。

トライしてみるのみですね。