「般若心経」いろいろな解釈や考え方があって、今にも通じる凄さあり

2019年07月11日

「般若心経」、正式名称「般若波羅蜜多心経」と言います。

大乗仏教の空・般若思想を説いた経典とあります(ウイキペディア)

有名な経典の一つなので、たくさんの方が知っているのではないでしょうか。

内容はすごく奥が深いです。

それも色々な翻訳、解釈があってまた興味深い。
もともとサンスクリット語で書かれているので、訳をするときに少し変わるとでもいいましょうか。
解釈も人それぞれで興味をそそりります。


「般若心経」と瞑想。

マントラを繰り返して瞑想する方法をジャパ瞑想と言いますが、
「般若心経」も繰り返して唱えたり、写経したりして、
集中していきます。

「瞑想」は止(サマタ)瞑想と観る(ディパーサナ)瞑想
があります。

私が勉強していて、驚いたのは、マントラ(真言)が入っていることです。
そこの部分は、音を発することに重きがおかれているようです。
「般若心経」は漢字をサンスクリット語の音にあてたっぽいところがあります。

マントラの部分はまさにそれ。そのまま音写したとあります。

(最初の般若からして、般若と聞くと、能面の怖い鬼の顔を思い浮かべませんか?
これもサンスクリット語の音写で、仏教用語は「智慧」です。…ブリタニカ国際大百科事典より)



現代は、サンスクリット語で、「般若心経」を聞くことができるので、楽しいですよ。
ヨガを通じて、サンスクリット語の一つ一つの文字の発音と、その本来の意味を勉強したことがあるので、
音を口のなかで転がして、英語の発音記号の勉強のように舌の位置を確認しながら唱えると、
また、格別です。

舌の位置や使い方、音節の長さで意味が変わってしまうのが、マントラだからです。

第二土曜日の16:00~は、マントラヨガになります。
興味のある方は是非いらして下さい。