俯瞰してみる。「こころ、穏やかに。」とは、そこから始まる。

2022年04月23日

文字にすると難しい言葉になりますね。

「俯瞰」

高いところか物事を見下ろすこと。
広い視野で全体を把握すること。
とあります。
(weblio辞書より)

マントラ(真言)を教えていただいた先生には
「キリンの視点で物事をみる。」
(逆は、ジャッカルです。)

「自分を俯瞰してみる」とは、
自分を客観的にみる
自分をちょっと離れたところからみる


もう一人の自分が
「ふーん。」
と、自分を眺めているような感じです。

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「イラっとしたときにそんなことできる!?」

できるんです。
これも、思考の訓練です。

アスリートが、日々トレーニングするように、
日々、訓練をすれば
できるようになります。

ヨガをするようになって、
ヨガを行うことは、
この力をつけることでもあると
思っています。

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ヨガには、
・体を使うこと
・呼吸を整えること
・感覚を制御すること
・集中すること
・瞑想すること

「イライラするとか」
「怒りに震えるとか」

外の刺激にさらされて起こることと
お気づきですか。

外の刺激にさらされて
何らかの要因があって
自分の中の大切なものが傷ついて
それに反応してしまう。

・自分の体の状態をみる
・自分の呼吸の有り様をみる
・感覚を内側にむける
・集中する
・瞑想する

外ではなく内ですよね。

「俯瞰してみる」とは
外の刺激もみることをしますが、
それにより内の自分がどうなっているのかを
第三の目でみるのです。

自分は何に腹がたっているのか
自分は何に傷ついているのか」
「今、自分に何が起こっているのか」

「こころ、穏やかに」とは
そうして、波をなくしていくのです。


人に自分のご機嫌取りを期待してはいけません。

期待するから、外に意識がむくから、
そうならなかったときに
腹が立つんです。

「自分の機嫌は、自分でとれ」です。

 

ヨガは
良い訓練です。

特に、
瞑想はおすすめですよ。