四十肩・五十肩って、そういうこと? 

2021年03月09日

スポーツ医学専門コースで、今、学んでいます。
今回は、肩の関節について。

肩の関節と股関節の違い


球関節ですぐ思いつくのは、
当然、股関節。
大きい球関節で、
ガッチリとハマっている感じ。
安定性抜群。

肩の関節って球関節ですが、
股関節とは、やっぱり違うんですよね。

周りの腱や筋肉の応援が必要。

あれだけいろいろ動かせるから
そうなんでしょうけど、
股関節のようにはまっているかと思っていました。

股関節よりは、筋肉・腱に
より多く支えられています。

 

四十肩・五十肩とは


四十肩や五十肩で
「手が上がらない。」とか、
「ヒアルロン酸の注射をした。」とか
聞きます。

ただ、手術にまで至るケースはないので、
何となく大丈夫のような気になってしまう。

でも、肩が痛いって嫌ですよね。
痛いってどこの場所でも嫌ですけど。

それも、
年齢って言われたら、
あきらめるしかない気持ちになりますし。

四十肩・五十肩の定義は、

外傷がなくて、全方向に可動が制限される。
それが、中高年だったら、五十肩といいます。

フローズンショルダー。凍結肩というんです。
病態としては、関節包がギューッと縮こまって厚くなって、
その周囲の筋肉も短縮してくる状態。

炎症期から寛解期にきたら、
動いた方が良いようです。
胸郭の動き、脊柱の動き、
肩甲骨の動きが大事。

 

不良姿勢の肩の悪影響


今回学習して、驚いたのは、
不良姿勢がいかに肩に悪いかということ。

不良姿勢だと、腕がもとから上がらないのに、
上げようとすると、中の腱を切ってあげちゃうとのこと。

80歳過ぎてくると、無症候腱板断裂になっている人がけっこういるそうです😲

若いうちから、意識して姿勢に取り組むといいですね。

・姿勢
・体幹
・胸郭柔軟性
・背骨の柔軟性

運動は大事ですね。
身体を痛めないためにも。

ヨガは呼吸をたっぷりするので、
呼吸で胸郭の柔軟性がつくような感じがありますよ。
姿勢もよくなりますしね。
(特に当スタジオは、気をつけています💛)