季節の変わり目ですね。体調不良を理解しよう。
9月に入り、秋の気配が漂ってきました。
暑さも落ち着いて、寝やすくなりましたね。
ただ、清々しい日もある反面、急に雨が降ったり、暑くなったり、
寒くなったり。
気候の変化も激しくなっています。
気温の変化が激しいと、体は機能維持するのに負担がかかり、
日頃、なんでもなく乗り越えていたことも、
症状として現れてしまうことがあります。
「疲れがとれない。」
「体がだるい。」
「とにかく、眠い。」
「夜、なかなか眠れない。」
痛みが出てくる人や、精神的に落ち込む人もいます。
よく自律神経のバランスが崩れる。
自律神経失調症と言われることがあります。
自律神経って何でしょう?
自律神経とは交感神経と副交感神経の2つで構成されており、
不随意、つまり、意志とは関係なく、働いている神経系と言われています。
循環、呼吸、消化、体温調節、代謝などをつかさどっています。
交感神経は、活動している。
エネルギッシュ。
心拍数が上がる。
血圧が上がる。
呼吸が速くなる。
副交感神経は、眠っている。
リラックスしている。
血圧が下がる。
呼吸がゆっくりになる。
バランスが大事といわれていますが、現代ではどうしても交感神経が大きく働きがちです。
ストレスも大きく関係しています。
ヨガは呼吸を大事にしながら動きますが、この呼吸こそが、バランスを整える1つの鍵です。
軽い運動、規則正しい生活、良い睡眠、少しでも心がけてみましょう。
また、自律神経は不随意神経といいましたが、近年、中枢性自律神経ネットワーク(CAN)の存在がわかり、
CANが興奮すると、交感神経が大きくなることがわかってきています。
このCANを抑えるのが前頭前野と言われています。
瞑想のレッスンで脳のお話をしますが、瞑想もまた、バランスをとるための最適な方法なのです。