寒さのピークは今だけど。体が切り替わる時期の体の整え方。

2026年01月25日

1月も下旬に入りました。
全国的に寒い日が長く続き、まさに今がピークの様相。

年明けの慌ただしさが落ち着いたはずなのに
・体が重い
・疲れが抜けない
・気力が湧かない
・なんとなく不安定
そんな感覚が出てきている方も多いのではないでしょうか。

「寒さが原因?」
それも、もちろんあるかもしれません。

実は今、
季節の流れの中で、体が切り替わる時期に入ってきています。

冬は「水」、これから春の「木」へ

東洋医学では、季節を
水 → 木 → 火 → 土 → 金
という流れで捉えます。


冬は「水」の季節。
体は外に向かうより、内側にエネルギーをため、回復を優先します。

そして春は「木」。
巡りが始まり、気持ちも体も外へ向かって動き出します。

今の1月下旬は、
水から木へ移行していく途中です。

養生の見方で今は「土」の期間

養生の見方から
水から木へ切り替わる前には、
約18日間の調整期間=土の時期があります。

目安として
1月17日頃〜2月3日頃(立春前)

この時期は、
・体が定まらない
・だるさが強く出る
・気分が揺れやすい
と感じやすいのが特徴です。

「調子が悪い」のではなく、
体が次の季節に向けて準備をしている途中なのです。

だから今、無理は逆効果

1月下旬にやりがちなこととして、

・急に運動量を増やす
・気合で動こうとする
・冷えた体のまま頑張る

これらは、体の切り替えをかえって遅らせます。

今必要なのは、
鍛えることでも、止まることでもありません。

整えることです。

この時期に意識したい体の使い方

・呼吸を深める
・下半身や体の奥を冷やさない
・背骨や股関節をやさしく動かす
・ゆるめる

大きな動きは必要ありません。
ゆっくりした動きと呼吸だけで、
体の内側の流れは整い始めます。

経絡とは「体と心をつなぐ流れ」

東洋医学でいう経絡は、
体の中を流れるエネルギーと血の通り道。
(私はよく線路に例えます。)

この流れが滞ると、
冷え・こわばり・だるさ・気分の落ち込みとして現れます。

逆に、
流れが通ると、
体は自然に回復に向かいます。

冬の終わりから春の手前は、
特にこの「流れ」を助けてあげることが大切な時期です。

1月下旬は、整え始めるのにちょうどいい

もう遅い時期ではありません。
むしろ、今が一番ちょうどいいタイミングかもしれません。

ここで体の土台を整えておくと、
立春以降の春の不調をぐっと減らすことができます。
次の季節を楽に迎えるための準備期間です。

今の体の声を無視せず、
やさしく整える時間をつくってあげてくださいね。