2019年09月10日
「骨盤底筋群」を知っていますか?
産後のケアで注目されている場所です。
なぜ産後か?
お産は、女性の体にとって大きな負担です。
お腹が大きくなり、骨盤底の筋肉群に負荷がかかるからです。
また、経腟分娩では色々な場所が引き延ばされ傷つきます。
ダメージか大きいと、尿がもれたり、膣から臓器が出たりすることもあります。
朝日新聞の生活の面(2019年9月3日版)でも大々的に取り上げられていました。
産後の心身不調の原因の一つとなっているとあります。
当スタジオではマタニティヨガを行っていますが、
赤ちゃんがお腹にいるときから、
「骨盤底筋群」を意識することを心がけています。
お産した後、本人が意識して、「骨盤底筋群」を鍛えて、
早くに体調を復活させるために行っています。
何もお産の人だけではありません。
「骨盤底筋群」は、膀胱や子宮、直腸などを支えています。
加齢やホルモンのバランスの乱れなどで、この「骨盤底筋群」がゆるみ、
思わぬ尿漏れなどのトラブルにつながります。
テレビでも、尿漏れパットのコマーシャルを見ます。
「外出するのが気が重い。」という人もいるのではないでしょうか。
排泄トラブルを改善するには、「骨盤底筋群」を鍛えることが大切です。
当スタジオでも改善した方が、数名いらっしゃいます。(教えて下さった方の人数ですが。)
姿勢保持のためにも重要な役割を担う「骨盤底筋群」。
意識をするだけで、全然違うんですよ。
大事な場所なのに、なかなか意識のいかない場所。
なるべく早くから緩まないように気を付けてあげましょう。
何歳からでも、筋肉は鍛えられます💪