この時期の体調不良。「湿邪」の可能性大。

2021年07月15日

梅雨もそろそろ開けそうな気配です。
体調はいかがですか。

「身体が重い。」
「疲れがとれない。」
「食欲がわかない。」
「胃腸の調子がいまひとつ。」
「湿疹がでる」

この時期、体調を崩しやすい。
という人も多いのでは。

東洋医学「湿邪」

東洋医学では、
「湿邪」
といいます。

「水毒」ともいいますね。

「湿度」の高い時期に、
余分な水分や老廃物が溜まることで、
引き起こされる
心身不調のこと。

・むくみ
・冷え
・だるさ
・胃腸の不調
・気分の落ち込み


対処法は
体から余分な水分を出すこと。

「汗をかくこと」
「尿を出すこと」

乗り切るための食材

<利尿作用のある野菜>
・きゅうり
・ズッキーニ
・トウモロコシなど

*生野菜は体を冷やすこともあるので、
 気をつけてください。

<発汗作用を促す食材>
・生姜
・唐辛子など
    スパイスです。

<胃腸の調子を良くする食材>
・大葉
・ネギ
・生姜
・セロリなど
    香味野菜です。

食欲の大切さと水分代謝の重要性

「たかが食欲不振…」
と侮らないでください。

毎日おいしく食事をとれていてこそ、
健康なのです。

食欲がなければ、
身体が衰えます。

健康を維持することは
免疫を高いまま維持する
ことにつながります。

そして、
水分とることは、
大切なことです。

一方、排泄もされなければなりません。

「水分代謝の強化」です。

そのほかの対処法

<湯船につかる>
<体を動かす>

東洋医学では、
脾胃が損傷しやすい
と言われますので、


私がおすすめの
<ツボ>

・三陰交
(内くるぶしから手を横にして指4本上)
・陰陵泉

ほかにも症状によってありますが、
これなんかはいいかなと思います。

不調は夏まで、ひきずることもありますので、
体調管理に気をつけましょう。

基本は
睡眠・栄養・運動ですよ。