季節の変わり目ですね。体調不良を理解しよう。

2017年09月09日

9月に入り、秋の気配が漂ってきました。
暑さも落ち着いて、寝やすくなりましたね。


ただ、清々しい日もある反面、急に雨が降ったり、暑くなったり、
寒くなったり。
気候の変化も激しくなっています。

気温の変化が激しいと、体は機能維持するのに負担がかかり、
日頃、なんでもなく乗り越えていたことも、
症状として現れてしまうことがあります。

「疲れがとれない。」
「体がだるい。」
「とにかく、眠い。」
「夜、なかなか眠れない。」

痛みが出てくる人や、精神的に落ち込む人もいます。

よく自律神経のバランスが崩れる。
自律神経失調症と言われることがあります。

自律神経って何でしょう?

自律神経とは交感神経副交感神経の2つで構成されており、
不随意、つまり、意志とは関係なく、働いている神経系と言われています。
循環、呼吸、消化、体温調節、代謝などをつかさどっています。

交感神経は、活動している。
      エネルギッシュ。
      心拍数が上がる。
      血圧が上がる。
      呼吸が速くなる。

副交感神経は、眠っている。
       リラックスしている。
       血圧が下がる。
       呼吸がゆっくりになる。


バランスが大事といわれていますが、現代ではどうしても交感神経が大きく働きがちです。
ストレスも大きく関係しています。

ヨガは呼吸を大事にしながら動きますが、この呼吸こそが、バランスを整える1つの鍵です。 

軽い運動、規則正しい生活、良い睡眠、少しでも心がけてみましょう。

また、自律神経は不随意神経といいましたが、近年、中枢性自律神経ネットワーク(CAN)の存在がわかり、
CANが興奮すると、交感神経が大きくなることがわかってきています。
このCANを抑えるのが前頭前野と言われています。
瞑想のレッスンで脳のお話をしますが、瞑想もまた、バランスをとるための最適な方法なのです。