音のヨガのレッスン。人に伝えるということは、自らの教えにもなります。

2019年12月20日

音のヨガ。マントラを唱えることを当スタジオでは行っています。

ヨガ専門のスタジオに通われた方なら、耳にしたことのある音だと思います。
「AUM」に代表される音です。

マントラとは
Manas=マインド(感覚と過去の経験からの記憶を集めたもの)
Trana=保護(自由にすることもできる)
従来のマインドを保護したり自由に解放したりと言えるでしょう。

声、歌声は人間の身体の内側と外側で響きます。
この振動、響きが変容をもたらすのです。



マントラヨガは生徒さんに伝えたいことが多すぎて、前もって伝えることを絞る作業をしています。
その時に、マントラを教えて下さった先生の教えに、改めて気づかされることが様々あります。


マントラヨガはマントラを繰り返し詠唱すること。
JAPA瞑想とも言われます。
私は、毎日、JAPA瞑想を行っているのですが、
振り返りの時に、先生の教えの中に、ドキリとする言葉が。

「速いテンポで繰り返し、詠唱を素早く終わらせることは、間違っている。…」

最近、速く唱えていたと気づかされました。
こなすことだけになっていて、丁寧に行うことをおろそかにしていた。
響きの微妙なニュアンスを逃してしまっていたのではないか。

せっかちな私。

改めて、
丁寧に集中して唱えること
響きを味わうことの大切さに気がつきました。


「インプットをしたら、アウトプットしなさい。」
と言いますが、伝えることで自分の気づきが生まれます。

学んだことを誰かに伝えるということは、自分の成長にもつながるのです。