2021年04月11日
古代中国に起源をもつ「五行」とは
「木・火・土・金・水」
一般的には、曜日みたいですよね。
実は、「五行」、奥が深いです。
この「五行」の解釈も色々ありますが、
私が教わったのは、「動的な気の分類法」
「気」=「エネルギー」は常に動いているもの。
その動きにはいくつかのパターンがあり、
それを分類したもの。
春、「木」の季節
春は、「五行」の「木」に当たります。
「木」の特徴は
中から外にでる。
伸長です。
木や草花を見ていると、
すくすく伸びていきます。
なんか良さげですよね。
ところが、感情の側面から見ると、
「木」に当たるこの季節。
「怒り」に当たるんですよ。
イライラするとか、疲れるとか。
体の部位は目、視覚にあたります。
(他にも爪・腱等ありますが。)
味覚は「酸味」
そして、「木」に当たる
経絡と呼ばれるのは、
「胆」「肝」に当たります。
春の養生
では、この時期に気をつけて生活することは
・睡眠をよくとること
「胆経」は23時から1時に担い、
「肝経」は1時から2時に担う。
この時間は、よく眠っていたいです。
・目の酷使に気をつけること
・梅干しとか、酢とか、柑橘類
意識的にとるといいでしょう。
・ストレスから離れる。
イライラや怒りはさらに「肝経」の機能を悪くします。
悪循環になります。
思い当たることがあれば、
気をつけてみて下さい。
先人はすごいですね。