2023年11月07日
コミュニケーションとは
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。
(デジタル大辞泉より)
人間関係は
常に私達の生活に関わることです。
人は、言葉を使います。
(ボディランゲージもありますが)
自分の思っていることを
どのように伝えたらいいのか。
また、相手は、どのように考えているのか。
会話を進めていくにはどうしたらいいのか。
みなさんのお話を聞いていると、
実は、
お互いわかっていないことが多い。
それでは、会話がギスギスして
お互いの理解なく終わってしまいます。
このコミュニケーション法は、
ヨガを行うなかで、出会ったコミュニケーション法です。
ヨガの大事な「こころ」のあり方を使って、
コミュニケーションをすることにより、
お互いが気持ちよく、
それ以上に
自分自身を大切にして行うコミュニケーション法です。
ヨガの哲学 「アヒムサ」
ヨガの哲学で
「八支則」
というものがあります。
ヨガを行っていくうえで、重要な8つのステップが
「ヨガ・スートラ」
という教典に書かれています。
一番最初に出てくる
ヤマ(禁戒)
日々の生活環境や人間関係を良い状態に保つための
5つのポイントが書かれています。
その最初の教え
「アヒンサ(非暴力)」
は、とても大切な教えと言われています。
そのアヒンサ(非暴力)のコミュケーションです。
あらゆる人間関係を
支配・緊張・依存・対立から
自由に思いやりにあふれた関係へ
変えられる可能性をもつ方法です。
4つの構成要素
このコミュケーションは
4つの要素で構成されています。
①観察(Observation)
②感情(Feelinng)
③ニーズ(Needs)
④リクエスト(Request)
観察(気づき)
ヨガを行う時、
自分にダメ出しをしていませんか。
無理にポーズを
とろうとしていませんか。
自分をよく
観察していますか。
体を見つめるのと同じように
コミュニケーションの始まりは、
自分の「こころ」の観察から始まります。
それができて、相手の観察ができるようになるのです。
問題が問題でなくなる日
このコミュケーション法は
人間関係で自分の本当の気持ちを大切にしながら、
相手も尊重し、
平和な人間関係を作り出す方法です。
人間関係が上手くいかない…。
どのように相手に話していいかわからない。
仲良くやっていきたいのに。
最初に述べたように
コミュニケーションとは
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。
<互いに>なので、
相手がいる人間関係が円滑にいくためのものです。
このコミュニケーション法が
素晴らしいのは、
自分との向き合いかたが
上手になることです。
嬉しいことも
悲しいことも
苦しいことも
自分が
どのような思いで
そうなっているのか。
それがわかってからの
コミュケーションなのです。
自分を大切にする
それができてからの
より良い人間関係なのです。
講座日程
日時:11月17日(金)15:00~16:30
受講料:4,800円
場所:当スタジオ
持ち物:座りやすい服装 飲み物 筆記用具