深呼吸するメリットはわかるけど、いったいどこを動かすの。はて?

2024年06月15日

 

深呼吸するメリット

・呼吸筋の活性化
・心肺機能の向上
・免疫力の強化
・頭痛・肩こり・腰痛の緩和
・体幹の安定
・姿勢の改善
・代謝の向上
・睡眠の質の向上
・自律神経の調整
・リラックス効果

 

すごい効果の羅列です。

 

まずは呼吸の仕組み

意識していなくても、私たちは呼吸をしています。

なんとなく肺が広がったり、縮まったりしているように感じるかもしれませんが、
肺そのものに自動的に動く仕組みはありません。

では、どうやっているのでしょうか。

肺がいるところを胸郭(きょうかく)と言います。
胸郭がの容積が変化するころで、間接的に広がったり、縮んだりしているのです。

容積に変化をもたらしているのが、
主に肋間筋(肋間筋)と横隔膜です。
通常はどちらか一方で呼吸をしていることはありません。


肋間筋を使う呼吸は、胸式呼吸
横隔膜を使う呼吸は、腹式呼吸
と言われます。

 


深呼吸はどこでする?

深呼吸する時、
意識するところは、横隔膜です。



ところが、これを意識してたくさん動かすと、
実は横隔膜だけではなく、
大胸筋(だいきょうきん)や肋間筋、胸鎖乳突筋などありとあらゆる呼吸筋が動きます。
吐く時は、腹筋群を活発に動かします。

深呼吸によってありとあらゆる効果があるのは、これだけの呼吸筋が動いていることも理由の一つなんでしょうね。

 

スタジオでの取り組み

今、スタジオでは、

「横隔膜を動かそう!」
を行っています。

さわって、ゆすって、伸ばして、
自然と末端まで、体が熱くなってきます。

血の巡りが良くなっていく感じがあります。
横隔膜を良く動かすようにしていうことは、
メリットの方が多い。

ただ、これも自分の調子を見ながら行いましょう。
何ごともやりすぎ、無理は禁物ですよ。