「アーユルヴェーダって何?」インドの伝統医学。体の助けに。

2019年09月13日

知る人ぞ知る「アーユルヴェーダ」

「アーユルヴェーダ」って何?
と思われる人の方が、多いですよね。

インドにおける「医食同源」ですね。
その人の体質や状態によって、適切な食べ物とそうでない食べ物や
生活習慣の見直しなど、日々の生活のなかに生かせる医学でもあります。

「アーユルヴェーダ」は、もともとサンスクリット語の「Ayur(生命)」と「Veda(知識・科学・教え)」が
合わさった言葉で、「生命の科学」と言われています。

病気を患ってしまった場合の治療も行いますが、
「予防医学」の側面があり、病気になりにくい心身をつくること、
健康を維持し、病気を防ぐことを大切にしています。

病気になってからの、対処療法だけでなく、
そもそも、
なぜ病気になったのか?
何が原因?

身体の診察だけではなく、生活習慣や人間関係、精神的ストレスの程度、食生活の傾向などから、
「病気」の原因を探ります。
問題の根本的な治療・解決です。

日本でも生活習慣病とか騒がれますが、
「バランスのとれた食事」
「適度な運動」
とかが一般的ですよね。

「アーユルヴェーダ」では、各個人の体質から、
どのような食事があっていて、気を付けるべきは何なのかがわかります。

「アーユルヴェーダ」では、「ドーシャ」と言って体質を大きく3つに分けます。

「ヴァータ(空・風元素)」「ピッタ(火・水元素)」「カパ(水・土元素)」
もちろんその全てを人は持っていますが、バランスが人それぞれ違うのです。

恩恵を受けていると表題に書きましたが、
「アーユルヴェーダ」で私の体質を調べると、
私は「ヴァータ・ピッタタイプ」で若干「ヴァータ」が多いです。

私のタイプは冷たい物を避けたほうが良いタイプ。
日頃から、アイスを食べるときは、白湯を手元において食べます。
これが予防。安易に食べると体調を崩します。

体調を崩した時は、おかゆを作り、生姜を加え、汁気のものを食べてやり過ごします。
もちろん、病院にも行きます。隠れた病気が潜んでいたら嫌なので。

でも、ひどくないと分かれば、あえて薬をもらわず食事で戻します。
(家庭医のようなお医者様で私のことをよくわかっていらっしゃる(笑)。)

こんな風に予防と治療に生かせるのです。

家族でも体質は違います。

娘は「ピッタ」体質で熱の体質。

昔はアイスを食べていると、
「お腹壊すよ。」
と結構注意していました。
私が壊しやすいから。

でも、体質の違いに気が付いてから、
「この子、熱いのね。」
と、あまり気にならなくなりました。

(「アーユルヴェーダ」では、あまり冷たいものの摂取は勧めていませんが。)

おもしろくありませんか。
家族だって、性格も、食べ物も違ってあたりまえなんですよ。
持って生まれた体質が違うんですから。

こんなことを、学ぶ講座を今月23日に開催します。
奥の深い学問ですが、入門でも十分利用できます。

「最近、体調不良だな。」
「薬が苦手で。」
とか、

「家族なのに、食べ物が好みがぜんぜん違う。」
「家族なのに、生活リズムが違う。」

なんて思い当たる人。

「アーユルヴェーダ」は楽しいですよ💛